静岡市の清水港と、伊豆市の土肥港を結ぶ「駿河湾フェリー」。
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船上からの富士山の眺望が観光客に人気ですが、昨年6月に民間事業者が撤退し、静岡県と6市町でつくる一般社団法人「ふじさん駿河湾フェリー」が経営を引き継ぎました。

しかし、書き入れ時の7、8月に悪天候が続き、2カ月連続で利用客数が前年実績を割り込むなど苦戦。最初の1年間で1億円の赤字が見込まれているそうです。

そんな中、起死回生の策として企画されたのが、2月2日から3月22日までの土日祝限定で運行される「ドラマチック富士山クルーズ」

定期航路の最終便を利用し、往復2時間半かけて、夕暮れ時の富士山や海に沈む夕日などを楽しんでもらうのが狙いです。

開始の前日となる2月1日に行われた試乗会に参加して、日刊ゲンダイに記事と動画を寄稿しました。

記事はコチラ↓↓↓
話題の焦点
赤字からの起死回生なるか?絶景富士クルーズに乗ってきた



動画はコチラ↓↓↓



記事にも書きましたが、天候には左右されるものの、船上から駿河湾越しの富士山はめったに見られない絶景ですし、夕暮れ時のいわゆるマジックアワーの幻想的な光の感じはたまりません。

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(もう、カップルとかイチャイチャしちゃって……)

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(船内ではオリジナルカクテルや静岡のクラフトボール、地元食材を使ったオードブルを提供※別料金)

これで、大人往復乗船料・特別室入場料・カクテル1杯のセットで税込み2000円。

通常の往復乗船チケット(同じく途中下船不可のタイプ)が2760円だからかなりお得だと思います。

PRもかねての値段設定になっているのでしょう。


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(清水港と土肥港を結ぶ航路は県道に指定されています。223で”ふじさん”!)

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(デッキではこんなスイーツも)

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(今回は特別に操舵室も取材させていただきました)


現在の乗船状況はわかりませんが、関係者によると例の新型コロナウィルスの影響で、苦戦しているとのこと。

単なる船つながり……。

こうなると、人のいるところはどこも同じですけどね。

むしろデッキは開放的。

世の中暗い話ばかりなので、たまには船にのって気分転換はいかがでしょう?