日刊ゲンダイで毎週土曜日に連載している「人間百景」。

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法により、独自の人生を歩んでいる人に迫るインタビュー記事です。

今回は、株投資家の高沢健太さんの後編です。

「金持ちになりたい!」と願って本当に株で億万長者になった男【後編】

2/9(日) 9:26配信
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株をはじめて1年半あまりで1億円以上の利益を上げたという高沢さん。

そのノウハウの前に、興味を持ったのは苦境に耐える「忍耐力」です。

30歳のころ、パワハラ上司のせいでうつになり、休業している時に詐欺にあってサラ金で2000万円の借金。

返済のために会社を辞め、割の良い車屋に勤めるも休みがほとんどないブラック企業。

借金返済は月40万円、しかも利子だけ。

そんな状態で、保険会社に転職し、居酒屋や新聞配達のバイトをしながら、妻子を養っていたというのがスゴイ。

それでも長男の高校進学を機に、「さすがにバイトの掛け持ちは体力的にも限界。もっと合理的に稼がなければ」とたどり着いたのが株取引なのだそう。

それが40歳のとき。

生活のための株。

だから大儲けではなく、安定的に稼ぎたい。

そこで見出したトレード方法が、結果的に1億円以上の利益になったというのです。

それにしても、すごいなと思うのが、

月40万円もの借金返済を10年も続けてきたということ。

その上で、家庭も養っていたということ。

つまり、月にいくら稼いでたの? ってことになる。


借金返済が無かったら今ごろ稼ぎだけでどんだけリッチに…と思うのは早計。

借金返済という目標があったからこそ頑張れたという面もあるからです。

それでも体力的な限界はいつか訪れるわけで。

そこで、「金は金に稼がせる」というスタンスにたどり着いたのがエライ。

そして、バクチではなく安定のためにという視点。

すべてが、株で稼ぐための必然だったのか?と思える半生ストーリーが、面白く、参考になりました。

40代、いろんな意味で人生の分かれ道に差し掛かっている人が多いと思いますが(僕もそうですが)、ちょっと参考になると思いますよ

ちなみに、私も株を始めてみました(楽天ポイント1万円分を楽天証券で、ですが)。

もちろんまだ儲かってはいませんけど、高沢さんの本に書いてあることを参考に、少しずつ、コツコツと利益を上げていきたいと思います。

まずは最初の一歩ということで。

始めなければ始まらない!