※2019・5・5更新
沖縄の伊江島に行ってきました。(行ったのは2018年9月)
どんなところかは、前回書いたブログ(沖縄本島からたった30分の離島「伊江島」で作られた地元産サトウキビ100%の「伊江ラム」は立派な地酒だった!)でご確認を。
で、ラム工場に行ったからには、それを飲める地元の店はあんのか?
と、いうわけですが、ありますよ。
ありすぎますよ。
なんと伊江島、人口は4,600人なのに、飲み屋が50軒もあるそう!(島民いわく)
そのほとんどが居酒屋やスナック。
みな、家で夕ご飯を食べてから、馴染みの店に繰り出すのだそうです。
もちろんハシゴは当たり前。
地元の人いわく「ランチの店より飲み屋が多い」
昼は暑いですからね、涼しくなった夜に活動すのは体にもいいでしょうし、その日のストレスはその日のうちにパーッと呑んで晴らす!というのも沖縄らしい。
というわけでそんな伊江島の心と体に優しい飲みニケーションをちよっとだけ体験してきましたよ〜(さすがに全部は無理なので実際に連れて行ってもらった店だけ)
***
夜の帳も降りはじめたころ…
最初に連れていってもらったのは「めとろ」という店。
伊江島どころか沖縄本島にも地下鉄=メトロは無いのに、なんでこんな名前なんだろう?
はい。聞きませんでした。
今回は別の記者が本チャンの記事を書くので、ボーッとしてました。
(あ、沖縄の猫!)
こちらは普通の居酒屋ですね。
ゴーヤチャンプルーとか伊江牛のハラミとか美味しそうなメニューがたくさんあったのですが、直前に民宿でものごっついごちそうを食べてきたので、お腹パンパン!
(民宿のご飯。これで1人前!)
だもんで、おつまみはジーマミー(落花生)だけ。
落花生と侮ってはいけませんよ。伊江島はジーマミーの名産地。
産地ではゆで落花生が基本ですが、そのうまいのなんのって!
他につまみはいりませんね〜。
そして、はい、出ました、伊江島ラム。
島内の大体の飲み屋さんにあるそうです。
ソーダで割って、ハイボールの出来上がり!
「伊江島ハイボール」とか言って名物にしちゃえばいいのにね。
各店でちょっとアレンジした伊江島ハイボールに、ちょっとしたおつまみをつけて1000円ポッキリ。
で、1000円チケット3枚を3500円で売りつけたりして(笑)。
流行りの街バルみたいに。
店はほとんど港周辺に集まってるので、歩いてハシゴできるそう。
安全だし。
酔いつぶれてそのへんで寝ちゃっても風邪ひかないし(あ、ハブには噛まれるか)。
いいなあ。飲んだくれの島、伊江島バル──。
ぜひ企画して欲しいものです。
***
さてもう1軒。
「めとろ」から歩いて7分、ファミリーマート伊江東店の近くにある「芭蕉布」というスナックです。
食べログに載ってなかったので、めとろからのルートだけ紹介しときますね。
ちなみに伊江島にはファミマが2軒あります。しかも両方24時間!うちの新潟の実家の村よりすごい!
さて、芭蕉布とはバショウという植物からつくった布のことで、沖縄や奄美黄島の特産品です。
そんな沖縄の伝統品を名に冠するスナック、どんなに渋い店かと思いきや……
中はむちゃくちゃ広いし明るいし、カラオケ用の大型液晶モニターは3台くらいあるし、東京のスナックよりぜんぜん充実してます。
そんなスナック芭蕉布にいたのがこちらのマスター。
濃い。濃すぎる!
そのシャツ、どこで買ったんですか?
伊江島産サトウキビを煮詰めてシロップにしたぐらい濃い南国の雰囲気を漂わせるマスターでしたが、我々がラム工場に行って来たと知ると、「よっしゃ」と腕まくりし始めたではないですか(半袖だから腕まくりできないけど、そういう風に見えたってことです)。
で、ササッと慣れた手付きで作ってくれたのが、伊江島ラムハイボール。
う〜ん、やっぱりうまい!
こりゃ絶対島の名物にすべきだ。
個人的にはゴールドがいいですね。
まだまだ終わらないよ〜とばかりにマスターが取り出したのがシェーカー。
そこに伊江島ラム他、さまざまなリキュール、果汁を、やはり慣れた手付きで注いで行きます。
そして出ました! シェイクタイム!
フリフリフリ! フリ姿、グラスに注ぐ姿も堂に入ってます。
こりゃタダ者じゃない。
聞けばなんと銀座のバーで何十年もバーテンダーとして働き、最近里帰りして来たのだそう。
東京からの取材陣の来店で、おもわず昔の血が騒いじゃったんでしょうね。
いろいろ伊江島ラムを使ったカクテルを作ってくれたんですが、ゴメンナサイ! どんな中身かはスッカリ忘れてしまいました!(ほら、今回は原稿書かないから)
でもすごく美味しかったのは覚えてますよ!(冷や汗)
ごちそうさまでした!
その後はカラオケも少し楽しみ(面白かったのは、沖縄の歌は県外の人が歌って、地元の人は沖縄とは関係のない歌を歌っていたこと。そりゃそうだよな。東京に住んでるからって銀座の恋の物語ばっかり歌ってるわけじゃないもんな…)
ほろ酔い気分を宿に向かって夜道を歩いていると、港でこんな星空に出会いました。
しばらく埠頭で寝転がって星空鑑賞会。
少しひんやりとした夜風に、ほどよく酔いが和らいでいくのが気持ちいい……。
声を大にして言いますよ。
伊江島は、飲んべえの天国だ!
〆
伊江島に関する動画をYouTubeで公開中!
ぜひお読みください!
沖縄の伊江島に行ってきました。(行ったのは2018年9月)
どんなところかは、前回書いたブログ(沖縄本島からたった30分の離島「伊江島」で作られた地元産サトウキビ100%の「伊江ラム」は立派な地酒だった!)でご確認を。
で、ラム工場に行ったからには、それを飲める地元の店はあんのか?
と、いうわけですが、ありますよ。
ありすぎますよ。
なんと伊江島、人口は4,600人なのに、飲み屋が50軒もあるそう!(島民いわく)
そのほとんどが居酒屋やスナック。
みな、家で夕ご飯を食べてから、馴染みの店に繰り出すのだそうです。
もちろんハシゴは当たり前。
地元の人いわく「ランチの店より飲み屋が多い」
昼は暑いですからね、涼しくなった夜に活動すのは体にもいいでしょうし、その日のストレスはその日のうちにパーッと呑んで晴らす!というのも沖縄らしい。
というわけでそんな伊江島の心と体に優しい飲みニケーションをちよっとだけ体験してきましたよ〜(さすがに全部は無理なので実際に連れて行ってもらった店だけ)
***
夜の帳も降りはじめたころ…
最初に連れていってもらったのは「めとろ」という店。
伊江島どころか沖縄本島にも地下鉄=メトロは無いのに、なんでこんな名前なんだろう?
はい。聞きませんでした。
今回は別の記者が本チャンの記事を書くので、ボーッとしてました。
(あ、沖縄の猫!)
こちらは普通の居酒屋ですね。
ゴーヤチャンプルーとか伊江牛のハラミとか美味しそうなメニューがたくさんあったのですが、直前に民宿でものごっついごちそうを食べてきたので、お腹パンパン!
(民宿のご飯。これで1人前!)
だもんで、おつまみはジーマミー(落花生)だけ。
落花生と侮ってはいけませんよ。伊江島はジーマミーの名産地。
産地ではゆで落花生が基本ですが、そのうまいのなんのって!
他につまみはいりませんね〜。
そして、はい、出ました、伊江島ラム。
島内の大体の飲み屋さんにあるそうです。
ソーダで割って、ハイボールの出来上がり!
「伊江島ハイボール」とか言って名物にしちゃえばいいのにね。
各店でちょっとアレンジした伊江島ハイボールに、ちょっとしたおつまみをつけて1000円ポッキリ。
で、1000円チケット3枚を3500円で売りつけたりして(笑)。
流行りの街バルみたいに。
店はほとんど港周辺に集まってるので、歩いてハシゴできるそう。
安全だし。
酔いつぶれてそのへんで寝ちゃっても風邪ひかないし(あ、ハブには噛まれるか)。
いいなあ。飲んだくれの島、伊江島バル──。
ぜひ企画して欲しいものです。
***
さてもう1軒。
「めとろ」から歩いて7分、ファミリーマート伊江東店の近くにある「芭蕉布」というスナックです。
食べログに載ってなかったので、めとろからのルートだけ紹介しときますね。
ちなみに伊江島にはファミマが2軒あります。しかも両方24時間!うちの新潟の実家の村よりすごい!
さて、芭蕉布とはバショウという植物からつくった布のことで、沖縄や奄美黄島の特産品です。
そんな沖縄の伝統品を名に冠するスナック、どんなに渋い店かと思いきや……
中はむちゃくちゃ広いし明るいし、カラオケ用の大型液晶モニターは3台くらいあるし、東京のスナックよりぜんぜん充実してます。
そんなスナック芭蕉布にいたのがこちらのマスター。
濃い。濃すぎる!
そのシャツ、どこで買ったんですか?
伊江島産サトウキビを煮詰めてシロップにしたぐらい濃い南国の雰囲気を漂わせるマスターでしたが、我々がラム工場に行って来たと知ると、「よっしゃ」と腕まくりし始めたではないですか(半袖だから腕まくりできないけど、そういう風に見えたってことです)。
で、ササッと慣れた手付きで作ってくれたのが、伊江島ラムハイボール。
う〜ん、やっぱりうまい!
こりゃ絶対島の名物にすべきだ。
個人的にはゴールドがいいですね。
まだまだ終わらないよ〜とばかりにマスターが取り出したのがシェーカー。
そこに伊江島ラム他、さまざまなリキュール、果汁を、やはり慣れた手付きで注いで行きます。
そして出ました! シェイクタイム!
フリフリフリ! フリ姿、グラスに注ぐ姿も堂に入ってます。
こりゃタダ者じゃない。
聞けばなんと銀座のバーで何十年もバーテンダーとして働き、最近里帰りして来たのだそう。
東京からの取材陣の来店で、おもわず昔の血が騒いじゃったんでしょうね。
いろいろ伊江島ラムを使ったカクテルを作ってくれたんですが、ゴメンナサイ! どんな中身かはスッカリ忘れてしまいました!(ほら、今回は原稿書かないから)
でもすごく美味しかったのは覚えてますよ!(冷や汗)
ごちそうさまでした!
その後はカラオケも少し楽しみ(面白かったのは、沖縄の歌は県外の人が歌って、地元の人は沖縄とは関係のない歌を歌っていたこと。そりゃそうだよな。東京に住んでるからって銀座の恋の物語ばっかり歌ってるわけじゃないもんな…)
ほろ酔い気分を宿に向かって夜道を歩いていると、港でこんな星空に出会いました。
しばらく埠頭で寝転がって星空鑑賞会。
少しひんやりとした夜風に、ほどよく酔いが和らいでいくのが気持ちいい……。
声を大にして言いますよ。
伊江島は、飲んべえの天国だ!
〆
ドキュメンタリー取材!太平洋戦争「沖縄戦の縮図の島」
ぜひお読みください!
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