Joseph Josephの『M-クイジーン 電子レンジ シングルエッグポーチャー』(1080円)が、カンタン便利すぎて、ここのところ毎朝、取り憑かれたようにポーチドエッグを作っている。
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ポーチドエッグとは落とし卵のこと。

普通は鍋に湯を沸かし、そこに生卵を落し入れ、固まり具合を見極め、崩さないようにすくい上げなければならない。

シンプルだが想像するだけで難しく、家でわざわざ作ろうなどとは決して思わない料理だ。

それが電子レンジで

「誰でも失敗なく作れるんです!」

とは、この商品のPRを担当しているWさん。

失敗しないって、ドクターXか? 

もう一度聞く。

本当に失敗しないの?

「ええ。僕も2回やってみて、2回とも成功しました。どうすれば失敗するのか、知りたいくらいです」」

そこまで言うか。

ならばとサンプルを送ってもらい、試してみた。

届いたのはこれ。
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パッケージもおしゃれですな。
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開けてみると…

一見、ただのフタ付きのカップ。
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よく見ると、フタには小さな空気穴が開いている。
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フタをとってみると…
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中は二重構造。
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内側の容器はコランダーといって、隙間はできた玉子をすくい上げるためのものだそう。
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というわけで、説明書にそって、さっそく作ってみた。

①容器の目盛りまで水を入れ、フタをしないで電子レンジ(600W)で1分間加熱。
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お湯はそんなに熱くない。たぶんこれがポイント。
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②そこに生卵を割り入れ、今度はフタをして再び1分間加熱。
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レンジから取り出したのがこちら。
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③コランダーを持ちあげ湯を切り、料理に盛り付ける。
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結果。プルプルのポーチドエッグの完成!
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玉子をすくい上げる時に気づいたのだが、卵の白味が容器の隙間に漏れないよう、重ねた時にピッタリ密閉されるようデザインされている。
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これは細かい!

ただ、黄身がちょっと狙っていた感じより硬かったので、2回目の加熱を50秒にしてみた。

すると、イメージ通りの〝トロ~リ〟に仕上がった。

しかし、これだとパンに挟むとダラリと垂れてしまう。(いちいち注文がうるさいw)
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そこで今度は、2回めの加熱を1分10秒にしてみた。

…まだ少しやわらかく、垂れてします。

そこで、1分20秒にしてみた。

すると……

ほどよい硬さの半熟卵状態に!
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パンに挟んでもダラリと黄身がこぼれ落ちない!

ナーイス!

……という風に、加熱時間を短くしたり、長くしたりするだけで、好みの硬さに調整できるって、

すごく便利!

そして本当に失敗しない!

ただ、置いたまましておくと、冷めて白身が固まり容器から取り出しにくくなるので、それだけは注意。

かくして、毎朝、この容器を使ってポーチ・ド・エッグを作り、パンに挟んで食べている。
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8歳の娘でもカンタンに安全に作れるので、お手伝いしてくれるようになったのも嬉しい効果だ。

これで1,080円は相当CPいいし、なにより、我が人生の食の1ページに、「ポーチ・ド・エッグ」なる新しい卵料理が加わったのは、実は革新的なことなのではないかと、大げさながら思っているのであります。