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《今年で68年目の恒例イベント!》

「東京湾納涼船」というのをご存知でしょうか。

これは東京と伊豆諸島などを結ぶ航路を運航している東海汽船が、毎年夏の間、営業しているもの。

実は67年の歴史を誇る、毎年恒例のイベントで、今年は6月30日(金)から10月9日(月・祝)まで、なんと毎日運航しています。

今回、東海汽船さんのご招待で、ブロガーNむらさん・Kやまさんと3人で、体験乗船してきました。

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出発地である竹芝桟橋に集合したのは16:30 。

出航は19:15なのに、こんなに早く集まったのにはワケがあります。

この東京湾納涼船、乗船料は飲み放題付で1人2,600円(男女とも)なのですが、月〜金は「ゆかた割」と称して、

浴衣姿の大人は1,000円引き

になるのです。

つまり、1,600円で、2時間のクルージングと飲み放題が楽しめるというわけ。

なので、この納涼船は「浴衣で乗船」が、ほぼデフォルト。

都内で数少ない「浴衣で楽しめるスポット」として、知られているのであります。

なので、ぜひ浴衣で参加! というわけなのですが、あいにく僕ら3人とも浴衣を持っていない……。

しかしご安心を。

そういう人のために、

浴衣のレンタルも行っている

のです。

この、「浴衣レンタルプラン」は、

浴衣レンタルと着付けだけなら4,000円(浴衣レンタル)。

そこに下駄や巾着、女性なら髪飾りがついても4,500円(浴衣フルセットレンタル)。

さらに乗船券がついても6,000円(平日・乗船券+浴衣フルセットレンタル)と、

どう考えても、お得。

というわけで、この浴衣レンタルから体験しようとなったわけです。

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浴衣ショップは、ターミナルの奥の方にあります。

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入り口で利用券を購入。浴衣を持込んで、着付けだけしてもらうことも可能です。

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荷物を預けたら、こういう袋をもらい、着替えスペースへ行きます。

男は利用者が少ないせいか、ロビーの片隅のパーテンションの中が着替えスペース。
男が3人も入ればいっぱいです。
そこには、浴衣が100着以上、帯が50着以上用意されており、自分で選ぶこともできますが、スタッフの人に選んでもらうこともできます。
スタッフは、着物屋さんなので、任せて安心。
浴衣もその着物屋さんのものなので、質もセンスも問題なしです。

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夏らしくさっぱりと、紺の浴衣と白い帯を選んでもらいました。

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おっと、失礼……。

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ちゃんと着付けてくれます。
され慣れてないので、ちょっと緊張。

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じゃーん!
ちょっと髪の毛が"はなわ"みたくなってますが、浴衣自体はカッコイイでしょ?

さて、乗船!

……ではありません。

実は、船に乗る前に、とある場所へ向かうのです。


《浴衣だと、さらにお得な特典イベントが!》

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バスに乗り込んで……

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車内は浴衣ギャルでいっぱい!

着いたのは……

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東京タワー!

実は、コラボ企画として、東京湾納涼船と東京タワーを結ぶ特別観光バスが運行。
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浴衣着用の男女に限り、東京タワーまでのバス乗車料と東京タワーの大展望台チケット(900円)が無料!なのです(実施は毎週火曜日と7月、8月の最終金曜日のみ。当日竹芝ターミナルに先着50名)

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というわけで、浴衣ギャルたちに混じって、いそいそと東京タワーの大展望台へ。

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いつの間にか、エントランスがオシャレになってますね。

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チケットはもちろんタダ!

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みんなでエレベーターに乗り込みます。ちなみに目の前の派手な帯のお姉さんは、同行したブロガーNむらさん。「キャバ嬢みたい」といったら「殺す」と言われました。

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大展望台に到着!

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まだ明るいので、「天の川イルミネーション」も、いまいちなのが残念。

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東京タワー名物の覗き窓。

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ブロガーKやまさんもビビりまくり。

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そんな覗き窓を、「渡れ!」とガイド役の納涼船キャンパスDJの浅野真優チャンに無茶振り!
ノッてくれてありがとう!

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ちなみに大展望台には「タワー大神宮」という神社がありまして(祀られているのは天照大御神)、元旦は日本で一番高い場所にある初詣スポットとして人気であります。

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タワー型の絵馬も。

ま、もうちょっと暗ければ、雰囲気も出たんですけどね……。


《いよいよ、納涼船で出発!》

さて、東京タワーには30分ほど滞在し、バスでとんぼ返り。

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竹芝ターミナルには、納涼船に乗ろうという人たちが、わんさか集まっていました。
やっぱり浴衣率高いですね。

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これが乗るフェリー「さるびあ丸」(※特別に下から撮影しています)
定員は1700人。
今回の乗船客は1000人とのこと。

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定期運行の合間の運用です。(ちなみに夜11時には伊豆七島へ向けて出航予定)。

さて今回は、特別に食事もご用意いただきました。

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「レストランプラン」といって、4名分の折詰料理が、なんと7,000円。

1人7,000円じゃないですよ。

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この4人分の三重の折詰が7,000円ということです。

なので、4人で利用すれば、1人1,800円弱ということに。

……やばいでしょ!

メニューはこちら。
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伊豆七島の食材がふんだんに使われるなど、なかなか凝っています。

ドリンクは飲み放題。

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レストラフロアでは、ビールは生ビールを注ぎ放題。奥はハイボール。

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サワーも自分で作れちゃいます。人にやってもらうより、早いし、楽しいし。

いや〜、なんかテンション上がってきました!

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というわけで、3人でカンパーイ!


《船の中には6つのエリアが!》

ところで、船の中はこんな感じ。

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上から、トップテラス、A〜Dデッキと、6層に分かれています。

僕らが案内されたのは、レストランダイニングがあるCデッキ。

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ちょっと他のデッキにも行ってみましょう。

一つ上のBデッキ。
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個室スペースになっていますが、

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通路では、こんな風に暮れなずむ東京湾を見ながら、夕涼み……。

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やっぱり浴衣姿はいいですなあ。

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もちろん、自撮りも忘れません。

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お、東京タワー!

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レインボーブリッジ!


さらに上のAデッキ。
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フードコーナーや、ステージがあります。

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フードは、チケット制。

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ビールといえば、ケバブでしょ!

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うーん、どれにしようかな……って、着こなしが斬新!

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ホットドッグに……

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お寿司

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中華に、たこ焼き

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お好み焼きに、肉巻き?

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焼きそばに、とん平焼き

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チョコレートフォンデュもありますね

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その他、スイーツ類。

かなり充実してます。


一番上のトップテラスに行ってみましょう。
トップテラス


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ここはなんというか、クラブでいう、ダンスフロア。

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照明もムーディーであります。
もちろん、ダンス音楽が流れ、ノリノリの雰囲気。

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白人男性が多かったですね

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浴衣姿のグループも。なかなか決まってます。観光客じゃないだろうな。

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おっと、早くもいい雰囲気であります

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羽田空港のそばでは、着陸する飛行機が真上を通っていきました。

船は移動しているので、夜景がめまぐるしく変わり、飽きることがありません。

そして、船が大きいので、ほとんど揺れない。

これは、かなりのアピールポイント。

小さい屋形船だと結構揺れるので、酔う人も多いんですよね。

私もけっこう酔いやすいのですが、今回は全く船酔いを感じませんでした。

なので、料理もお酒も、思う存分楽しめます。

これは、声を大にしていいたい!

そろそろ、Aデッキでは、ステージイベントが始まるようです。

行ってみましょう!


《キレッキレのゆかたダンサーズ!》

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ステージ上では、東京湾納涼船名物「ゆかたダンサーズ」のショーがスタート!

こちら、毎年、オーディションで選ばれる専属ダンサーで、総勢8名。
そのうち、3名が日替わりで出演します。

その踊りが、もう、キレッキレ! 

動画はこちら

浴衣と下駄とは思えないパフォーマンスです。

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つられて、お客さんも大盛り上がり。
(なぜかサイリウムでヲタ芸ダンスを踊る男性客)

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ゆかたダンサーズ目当てのファンも何人かいました。

我々は、ちょっとダイニングに戻って、一休み。

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日本酒とワインの売り子がきました。
名前はのぞみチャン。
その笑顔につられて、日本酒を一杯注文。
(ボトルじゃなくてごめんね〜)


《最後は懐かしの●●●●●を大合唱!》

さて、パーティーも佳境に。

本日2回目のステージが始まりました。

今度は、ゆかたダンサーズは、客席に出てきて、みんなを煽ります。

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相変わらずキレッキレ。
つられてサラリーマンもレッツダンス!

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笑顔も決まってます!

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浴衣ギャルもノリノリ!

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この人、本日の素人浴衣ダンサーNo. 1に決定!

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最後は「ヤングマン」の大合唱!
何十年たっても、盛り上がる曲は、決まってるんですね。

あっと言う間の2時間。

桟橋についた時は、まるで夢から覚めたような、開放感。

居酒屋でダラダラ飲み続けるより、いいかもしれないですね。

ちなみに、ナンパされるのとかイヤ!という女性は、女性専用スペースがあるのでご安心を。

個室貸切プランや、お座敷プラン、団体パーティーなど、様々なプランがあるので、会社や仲間同士の暑気払いに、検討してみてはいかがでしょう。 

なんせ、10月9日(月)までやってますから!(もう夏じゃないだろうし!)

詳しくは「東京湾納涼船サイト」をチェックしてみてください。